パスワードマネージャー か Excel どちらを選択すべき？

Excel は、３０年以上にわたって組織やビジネスを支えてきました。ユーザーフレンドリーな Excel は、紙媒体の文書に取って代わり、専門家（会計士や人事部長など）に迅速かつ効率的に書類を作成・編集できる環境をもたらしました。

Excel は職場において非常に有利であることに変わりはないですが、パスワードの保管や管理に必要なセキュリティ機能に関しては不足しています。実際、特に質の高いパスワード管理を行うためには、様々なセキュリティ機能は必須です。

Excel やスプレッドシートに認証情報を残すと、貴重なデータやデジタル資産が不正操作や搾取のリスクにさらされることになります。サイバー犯罪者が一般的なパスワードの解読にますます腕を上げるにつれ、スプレッドシート やExcel ベースでのパスワード管理はますますセキュリティ上のリスクが高まることになるでしょう。

TeamPassword のパスワードマネージャーだと、ユーザーの認証情報のセキュリティを厳密にコントロールしてくれます。早速トライアルに登録して、巧妙な攻撃に対してパスワードを強化しましょう。

Excel の懸念事項

サイバーセキュリティに対する懸念が高まっているにもかかわらず、多くの組織や個人がパスワードの保存に Excel やスプレッドシートを使い続けています。個人であるが故に、利便性やコストがかからない点から、このような危険なやり方を続けているのかもしれません。また、Excel はオフィスでよく使われていることから、パスワードの保存に Excel を使用する人もいます。

ただ、Excel はデータ処理や計算において本領を発揮するもので、決してパスワード管理のためにデザインされたものではありません。

Excel はデータ侵害の危険性が高いため、Excel を使ってパスワード保管するのは避けるべきです。フィッシングやマルウェア、ブルートフォース攻撃が増加する中、基本的なパスワードで保護されただけのファイルでは、以下のように、機密情報に対する防御策はほとんどありません。

Excel だと暗号化されない

Excel の中にはパスワードで保護されているものもありますが、それだけでは巧妙なサイバー犯罪を抑止するのに不十分です。さらに、最も基本的なセキュリティ機能が欠けている旧バージョンの Excel（Microsoft Office ２０１３またはそれ以前）を使い続けている個人や組織も存在する可能性があり、それがハッカーの格好の餌食となっています。

一方、TeamPassword の専用パスワードマネージャーには、保存された認証情報をさらに保護するための「暗号化機能」があります。

また、2FA（２段階認証）のプロセスがあることから、サイバー攻撃をさらに難しいものにしています。さらに、ユーザーは、認証システムへのアクセスを失った場合、1回限りのバックアップコードをリクエストできます。

‏‏Excel は信頼性に欠ける

リモートワークの取り決めや共同作業には、追跡や監視が不可能ではないにせよ、困難なユーザーエンドポイントが複数含まれます。その上、Excel のスプレッドシートには、それぞれのパスワード管理を追跡するためのセキュリティ機能がありません。

なので、巧妙な手口を持ったサイバー犯罪者になると、気付かれないようにしながら、Excel内に保管されているパスワードを搾取し、操作する際には、権限のないユーザーになりすますことができます。

TeamPassword の専用パスワードマネージャーだと、パスワード管理アクティビティをリアルタイムで反映するダッシュボードがあり、各ユーザーの最新の動きが即座に通知されるため、不審な行動に素早く対応することができます。

‏Excel のスプレッドシートは「転送可能」

サイバー犯罪者は、バックドア・プログラムからエクセルのファイルを簡単にダウンロードし、安全な場所に隠れながら、その内容を時間をかけて調査し、解読することができます。

同様に、ユーザーは誤って、または（不満がある元従業員の場合だと）故意に、暗号化されていない通信チャネルにExcelのファイルをアップロードする可能性があり、それがダークウェブの密売人のような無数のオンライン上の脅威にさらされてしまいます。

一方、TeamPassword のパスワードマネージャーだと、認証情報は全てリモートのクラウドベースのサーバに保存され、暗号化、ハッシュ化、塩付けされ、権限のない第三者から保護されます。その結果、ユーザーはどこに行っても認証情報が安全なままであることを認識しながら、日々のタスクや活動を進めることができます。

さらに、TeamPassword だと、ISO 27001 や PCI Level 1 などの業界標準に準拠した公認のホスティングプロバイダにより、お客様の大切なユーザーネームやパスワードは保護されます。早速トライアルに登録して、大切なパスワードをより適切で安全な場所に移行しましょう。

Excel でのパスワード共有は面倒で危険

パスワード共有は、安全で一貫性のある管理構造が求められる機密性の高いプロセスですが、Excel の文書には、複数のユーザー間で能動的にパスワードを共有するための中心的な機能が欠けています。各ログインが保護されていなければ、それがExcel に保存されている全認証情報のセキュリティを危険にさらす可能性があるのです。

TeamPassword だと、アドミンは厳重に保護されたマスターパスワードを使ってパスワードを簡単に共有することができます。その際、アドミンは数回のクリックでアカウントにユーザーの追加や削除をすることができ、グループ内の全ユーザーのアクティビティに関してのアラートをメールで受け取ることができます。なので、ユーザーは複雑なプロジェクトにおいて、外部のベンダー、パートナー、チームとシームレスに連携することができます。

Excel での監査はまさに悪夢

現代の組織は、パスワード管理の実践など、最新の業界およびサイバーセキュリティのコンプライアンスを満たして維持することが求められており、特に、多くの組織がクラウドに移行するにつれて、各ユーザーのアクセスと権限を管理する必要性が高まっています。

にも関わらず、Excel には、PAM（特権アクセス管理）の管理に必要となる高度な機能がありません。基本的に、Excel によるパスワード管理は手作業で行われ、人為的ミスが起こりやすいです。そしてその結果、組織は監査プロセスで大きな矛盾や問題に直面するかもしれません。

対する TeamPassword の専用パスワードマネージャーには、すべてのデバイス、ユーザー、グループにわたるアクティビティと監査ログがあります。さらに、疑わしい問題を検出して解決する定期的な脆弱性検査が行われ、常にパッチアップデートをデプロイして、ユーザーがベストプラクティスを達成し、維持できるようにサポートします。

TeamPassword - Excelとはお別れしましょう

TeamPassword は、現代の「何でも繋がった世の中」で求められるセキュリティ基準を満たす高度なパスワード管理ソリューションです。Excel は会計など事務的な作業する上でたくさんの機能を果たし続けてくれるかもしれませんが、パスワード管理はそのうちの一つではないはずです。それに対して、専用のパスワードマネージャーだと、ログインプロセスは最適化されながら、ハッカーはアカウントへの侵害ができにくくなります。

TeamPasswordは、デスクトップおよびモバイルデバイスでシームレスに動作し、オンラインの UX（ユーザーエクスペリエンス）を最適化する Chrome、Safari、Firefox 用のブラウザ拡張機能を提供しています。さらに、TeamPassword には、アカウント用の強力なパスワードを作成して保存するパスワードジェネレータが内蔵されています。

Excel ファイルを専用のパスワードマネージャーに置き換えることで、防ぐことができるサイバーセキュリティのリスクからデジタル資産や認証情報を保護しましょう。

TeamPassword は最もシンプルで簡単なパスワード管理方法です。こちらから14日間の無料トライアルをぜひお試しください。